アクアリウムのある生活

癒され悩まされ癒されています。ワクワク実験しながらアクアリウムを楽しんでいます。この経験がどなたかのお役に立てたらいいなぁ。

アマゾンフロッグピット 茶ゴケを撃退してみよう その5:検証結果まとめ

アマゾンフロッグピットの茶ゴケを撃退しよう思い立って12日経ちました。

12日目にすべてのフロッグを本水槽に戻しましたので、検証結果を書き書きしたいと思います。

 

途中でオキシドールの添加量を変えたので2つになっていますが、この4つで検証が始まりました。

➀別容器で何もしないフロッグ

②-1 別容器でオキシドール添加:1ccを3日間

②-2 別容器でオキシドール添加:徐々に増やす

③別容器で暗闇放置

④水槽にそのまま放置

検証に1Lちょっとのボックスとガラス瓶を使用しています。

 

 

➀何もしないフロッグ:7日間放置

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・水槽内での根っこの落ち方と変わらない

・完全には取れない

・放置期間や水温などの環境にもよるとは思いますが、葉っぱはこれが一番元気かも

・水槽に戻してからも問題なく少しずつ増えていきます

 

②-1 オキシドール:3日間1ccずつ添加

※ほぼ除去出来ていたのと添加量を間違っていたので3日間で終了しました

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・2日目には茶ゴケはほぼ取れていました

 この感じだと2日間入れて、3日目は放置でもいいかもしれません

・根っこごと落ちているのもありましたが、茶ゴケだけが除去されている感じです

 これはオキシ添加じゃないと出来ない事だと思います

・葉っぱが黄色くなりちょっと枯れかかっているものもあり

・根っこにはダメージが強く、細く弱々しくなっていました

・水槽に戻してからは問題なく少しずつ増えていますが、オキシの影響で油膜が出ました

 

②-2 オキシドール:7日間徐々に添加

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※これは3日目の写真です

1・2日目:0.1cc添加

3・4日目:0.2cc添加

5・6日目:0.4cc添加

  7日目:0.8cc添加

・1cc添加と比べると即効性はなく徐々に無くなっていく感じ

 結局このオキシの増やし方だと1週間では根元の部分の茶ゴケは無くなりませんでした

・葉っぱに対するダメージは少なかったです

・根っこのダメージも1ccオキシに比べると少なかったです

・水槽に戻しても元気です

・念入りにすすいだのもあると思いますが油膜の発生等オキシの影響はありませんでした

 

③暗闇に放置:7日間

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・茶ゴケがほぼなくなったというよりは、茶ゴケがついていた根っこがほぼなくなりました

・すすいであげると付いている茶ゴケも落ちます

・葉っぱはかなり枯れてしまったので、株数もかなり減りました

・生きている根っこはオキシよりも元気

・しかし水槽に戻してから数日でかなり枯れました

 

④水槽内で放置

・茶ゴケ根っこは落ちるけど、エンドレス茶ゴケ

・しかしこれが一番元気

 

 

これですべて水槽にフロッグが戻りました。

おわった時には暗闇作戦が一番良いのでは?と思っていたんですが、後に物凄い勢いで

枯れてしまったのでびっくりしました。

急激な環境の変化によるものか、7日間の影響が出始めたのかは分かりません。

光合成出来ないっていうのはやはり死活問題ですね。

この検証は水流も生体も無い、栄養もほぼ無いただのボックスで行いました。

なので水槽内で検証すると全く違う結果になると思います。

(生体がいる中ではちょっと怖くてできませんでした。)

 

それとフロッグと暗闇検証は相性が悪かったかもしれません。

これが有茎草になるともう少し枯れずにいてくれるのかもしれません。

でもフロッグだからこそ水槽内での復活が早いかも…。

有茎草だと徐々に枯れて徐々に復活していって時間が掛かりそう。

うむむ…。

 

今回の検証結果を考えると

多めのオキシで短期決戦

に1票かもしれません。

しかし本水槽とは別で添加の場合のみ。

それと今回は10倍のオキシを添加してしまいましたが、ここはもう少し添加量を考えなければいけないと思います。

水槽に戻した時のオキシの影響はありましたが、これはもう少し慎重に戻せば良かったなと思っています。

オキシ液全部流して1,2日間飼育水か水道水にさらしておくとかね。

じゃぶじゃぶとオキシまみれで戻し過ぎました。

次があるとするなら、もう少し上手く使って除去出来そうな気がします。

 

しかしフロッグでなく有茎草や他の茶ゴケなら

換水しながら無くなる時を待つと思います。

換水で水道水に含まれるケイ素(シリコン)が珪藻のご飯になりますので過剰な換え過ぎには気を付けましょう。 

 

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また元気に育ってね。 

 

 

 

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ビーシュリンプ エビさんの話:テリトリー意識? エビのなぞ習性

 

ビーシュリンプのテリトリー意識

 

ビーシュリンプにはテリトリー意識が無いと言われていますが、実際はどうなんでしょうか?

うちの水槽には現在、古参のレッドビーシュリンプと水槽1元気なブラックビーシュリンプが1匹ずついるんですが、ある程度の距離感は必要なんじゃないかと思います。

 

それを実証するような実験をされている方がいまして。

検証の結果ある程度の物理的な距離が無いと、ストレスで☆になってしまうんだとか。

 

うちの水槽のえび2匹。

最近こそ2匹は近くにいるんですが、少し前までは古参のエビがエビ基地を占領してまして。

他のエビが入ってくると分かり易く追い出すんですよね。

一番広く作ってあるエビ基地なのでそれほど狭い領域ではないんですが、絶対に入れませんでした。

因みにその時はまだ3~4匹エビがいました。

 

こういう事がずっと続いていたので、現在はエビ基地を3か所に増やしました。

しかしその後、なぜか2匹がずっと同じ場所にいるのです…。

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そこ狭くない…???

基地をイジってしばらくの間は、前のようにお互いにツンツンしたり故意にぶつかっていったりしてたんですが、最近はずっとこんな感じです。

 

新しく基地を作った時は興味深々で行ってくれたんですが、現在はそこにいません。

(元々は古参エビが占領していた場所です)

水流止まってるとか何らかの原因で居心地悪いんだと思うんですよね。

利害が一致すれば(?)パーソナルスペースが狭くても、一緒にいるのかな?

うちの水槽はエビが少ないので、テリトリーだ縄張りだとなっていましたが、数が増えたらそんな事言ってられないですしね。

彼らの場合時間は掛かりますが、その都度その環境に少しずつ順応していくのかもしれません。

 

と、いう事で強いか弱いかは置いておいて、テリトリー意識はあるのではないかと思っています。

 

 

弱ってくると姿を現すエビたち

 

今まで何度も☆にしてしまったエビたちですが、それまでずっと隠れていたのに弱ってくると必ずエビ基地から出てくるんです。

 

「あー久しぶりに見たなー」

と思った時には水流に流され、足もおぼつかない感じで濾過機の近くに流されていきます。

その状態から回復する事はほぼありません。

流木の中なので水流は強くないはずなんですが、力が弱って流されて出てきちゃうんでしょうか?

 

今いるブラックさんなんですが、1週間ほど前に急に出てきたと思ったら歩行用の足がうまく動かせていなくて。

そのまま濾過機の方に流されていったので「この子もダメなのかなぁ…」と落胆していました。

 

しかし動きはおぼつかないんですが高速でツマツマはしていまして。

身体は斜めになってるんですが、どこに流されても高速でツマツマしてまして。

どこに行ってもご飯食べてたのでそのまま見守っていたんですが、数日後に足も通常通りに動かせるようになって完全に復活しました。

 

エビが何かで怪我をするというのをほぼ見たことがないので、脱皮をちょっと失敗してふらふらと出てきたのかもと思っています。

(エビ殻が無かったので確かではないですが)

脱皮が不完全でない時はしばらく出てこないので、今回はちょっと失敗気味だったから出てきちゃったのかな?と思っています。

 

こういう事を考えても習性的な事なのかな?と思ってしまうんですが、うちのエビたちだけなんでしょうか。

他のエビさんがこうならないんだとしたら習慣ではなく、水中フィルターや水流など水槽環境が原因なのかもしれないですね。

 

 

 

油膜の話:タンパク質?バクテリアの死骸?除去方法とは?

今日のお話

 

佐藤家の水槽に油膜が出た原因

多分一つじゃないと思います。

原因は一つなんですが

長引いた原因もあると思っています。

きっかけはこれ↓です。

オキシドールによって

バクテリアが死滅したのかなと。

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そして長引いた原因はずばり餌です。

オトシンクルスの昆布ですね。

これにしばらく気付きませんでした。

 

油膜が出てから毎日換水してたので

徐々に薄くなってきていたんですが

3日経った夜に油膜が増えてまして。

そこでふと目に留まったのが昆布でした。

昆布はあまり水質汚さないという事で

ちょっと長めに入れていました。

5日くらいですかね。

昆布をゆらゆら動かしてみると

油膜がだらだらと出てる感じでした。

凄く分かり易い。

これだー!

と思い撤去。

昆布を撤去して3日後には

ほぼ無くなっていました。

 

この期間に重曹につけていた

流木も投入しているのですが

これは多分関係ない…はず?

ですが一応記載しておきます。

 

立ち上げ1ヶ月後くらいにも

出ていた気がするんですが

今回久しぶりに油膜を見ました。

いい機会なのでもっときちんと

油膜について考えたいと思います。

 

 

油膜とは? その1:タンパク質

・タンパク質

有機

バクテリアの死骸

 

油膜イコールこういうイメージですね。

よく言われているような気がします。

どれも少しずつアバウトな感じがするので

これをまとめてみましょう。

 

こちらを参考記事に↓

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タンパク質

有機窒素化合物(有機物)

=生体の死骸

 餌の食べ残し

 バクテリアの死骸

 枯れた水草

 

これ全部ほぼイコールです。

そして油膜成分の多くを

タンパク質が占めている

という事が正しければ

つまりどれも間違いではない

ということですね。

 

唯一枯れた水草はどうなんだろう?

と思っています。

枯草菌と言われるように

刈り取られた草が好きな菌なんですが

枯れた草はどうなんでしょう。

植物は光合成産物として

タンパク質などを根から分泌しています。

それを土壌微生物が栄養にしています。

基本的に植物と土壌微生物は共生し

成長するものだと思っているんですが

枯れた草は枯草菌の手助けでなく

タンパク質として

油膜の助けになってしまうんでしょうか?

土壌でなく水中に浮いてしまうと

タンパク質として水を汚すのですかね。

ここははっきりしていません。

 

生物の死骸や排出物に含まれる有機

(炭水化物、タンパク質、脂質)なので

バクテリアの死骸そのもの

というわけではないようです。

私は死骸だと思ってました。

油膜=死屍累々だと。

 

有機物が原因の場合は気泡が残ったり

とろみが出たりするようです。

酷い状態になると悪臭が出る事もあるとか。

すごく簡単に言っちゃえば汚れですしね。

水のとろみはポリグルタミン酸なのでは?

という考えが私にはあります。

いわゆる納豆のネバネバです。

それだと悪臭が出てもおかしくなさそう。 

 

 

油膜とは? その2:鉄バクテリア

バクテリアWikipedia

アクアリウム界では

油膜バクテリアとも言われるようです。

土壌微生物とされているので

ソイルなどの底床に

住んでいると思われます。

 

水槽内の鉄イオンを酸化させる際に

エネルギーを得て生きていて

酸化鉄の被膜を形成しているようです。

油膜は鉄バクテリアのコロニーだと

言われる事がありますが

上記の鉄の酸化被膜が

油膜と言われているものではないんですかね?

これは多分そうだと思います。

 

因みにこの鉄バクテリアが原因の場合は

油膜を散らすと

散った形のまま破片で漂うようです。

分かり易いですね。

水流が滞った所に出来るそうなので

水草が育ってきて

水草の栄養分泌により

共に鉄バクテリアも育った時に

水面や水中が滞っていると

もしかしたら油膜が出るのかもしれませんね。

 

 

今回のうちの水槽は

やはりこちらではなさそうです。

水面は結構揺れてますし

水流では消えませんでした。

 

 

油膜っぽいので

油膜と言われていますが

タンパク質も鉄バクテリア

実際は油膜ではないというね。

本当に油の場合は膜を触った時に

分裂や分散はしないですし

撹拌したりましてや

水に溶けたりもしないでしょう。

 

 

発生原因・きっかけの検証

油膜が発生していても

硝酸や亜硝酸値の変化がない事や

(多分ほとんどの方が)

上記の参考記事による

窒素循環の流れを考えても

油膜の発生は

有機物(タンパク質)~無機物(アンモニア

までの流れの中で

起きてるのではないかと思います。 

(鉄バクテリアが原因でなければ)

 

ひとまずこれらの話が

正確であると考えて

よく言われている原因を

一つ一つ見てみましょう。

 

〇餌の与えすぎ

有機物が増えて

油膜が出来る可能性有り。

 

〇餌から出る油分で

これはほぼないと言われていますね。

ない事はないんでしょうが

いわゆるアクアリウムでいう

油膜とは違うものなのではないでしょうか。

 

〇エアレーション不足

バクテリアが原因であれば水流不足。

タンパク質が原因であれば

例えば夏場に水温が上がり

溶存酸素量の不足による酸欠が起こった場合

バクテリアが死滅。

有機物が増えるという可能性は有り。

 

〇換水量が足りない

これはそもそも

水槽環境のバランスが崩れなければ

問題にはならないのではないでしょうか。 

 

〇水槽掃除後

水道水でフィルターを洗ったりで

バクテリアや菌が死滅。

微生物全体が減少して

水槽内の循環能力が落ちる

有機物が増える可能性有り。

 

水草のトリミング後

菌と共生している為

水草光合成能力が落ちて

共に微生物の元気が無くなる

⇒タンパク質が増える可能性有り?

そんなに早くしかも大きな影響があるのか

ちょっと分からないので断言し難いです。

 

トリミングした事で

有機物を摂取しにくくなったから

というのをたまに見ますが

基本的に植物は光と無機物で

エネルギーを得てます。:独立栄養生物 - Wikipedia

上の方で少し言いましたが

タンパク質などは得るのではなく

根っこから出す方なんですよね。

なのでそれはどうなんでしょう。

 

水草の具合がそれほど土壌微生物に

影響を与えるのだとしたら

ちょっとした水草の移動やトリミングも

気を付けないといけないですね。

水槽内の水量は多いほど

安定していられると言いますが

水草の量もそうなのかもしれません。

 

 

油膜を除去する方法

バクテリア

こちらの場合はエアレーション等で

散らしちゃいましょう。

水流が滞るとどんなタイミングでも

発生する可能性はありそうです。

 

タンパク質の方ははっきり言って

除去する方法はあるのでしょうか?

 

枯草菌に頑張って貰うために

酸素供給するか(意味あるかなぁ…)

ソイルを増やすか…。(意味あるかなぁ…)

水草と共に枯草菌が元気になるのであれば

水草の成長を待つのが一番ですね。

後はアンモニアが生成されるまで

待つでしょうか。

あと他に出来る事は

なるだけタンパク質増やさない事ぐらいで

つまり水槽環境が整うのを待つしかないのでは?

と思います。

 ※調整剤は個人的に苦手なのでここに入りません

 

 

〇立ち上げ初期の油膜

これは有機物~無機物への

立ち上げの流れの一部なので

タンパク質が無くなっちゃうと

アンモニア亜硝酸も硝酸も

出なくなってしまいます。

そんな極端に無くす事は無理なので

そんな事にはなりませんが

もうこれは流れなので仕方がありません。

最初からしっかり水量があって

水草もがっつり植えてあった方が

油膜の減少は早い可能性はあります。

 

 

〇換水する

物理的に余分なタンパク質を

減らす事は出来ても

1日で無くなる事はないと思います。

換水して減らしながら

環境が整うのを待つしかないと思います。

これを除去というなら除去かも。

 

〇エアレーション

タンパク質が原因の場合は

意味が無いと思います。

水面が揺れて見えにくくなる

という事はあっても

根本的な解決にはなりません。

換水した方が

除去までの道のりは早いと思います。

 

 

まとめ 油膜によって気を付ける事

と、いう事で油膜が出たら

環境が整うまで待ちましょう

余計な事はせず

微生物さんに頑張って貰いましょう。

換水の他にごちゃごちゃと

手を入れてしまう方が

落ち着くのが遅れてしまうかもしれません。

 

私は油膜が出た事よりも

油膜が無くなった後に

急激にアンモニアが増える事の方が怖いです。

タンパク質が分解されれば

自ずと増えるはずです。

…多分。

…きっと。 

なのでその後に気を付けましょう。

 

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今回は約1週間で完全に油膜が無くなりました。

少しとろみがあるので

タンパク質の分解が進んでるのだと思います。

もう少し換水を続けようと思います。

 

 

 

溶けたグロッソステイグマで緑の絨毯 39日目:しつこい緑ゴケを切ってしまいました。

39日目↓

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34日目↓

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緑ゴケ掃除しましたー!

すっきりー!

ずっと気になっていたので

清々しました。

しつこい緑ゴケに更に

茶ゴケやゴミが引っ掛かって

ずっとぼやぼやもやもやしてました。

気になっていたランナーも切って

ちょっと調整。

植え直しもしました。

これでまばらなのも埋まるかな?

きちんと整えたら

また1ヶ月後が楽しみになりました。

 

 

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アマゾンフロッグピット 茶ゴケを撃退してみよう その4:光遮断後1週間経ちました

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つづきです。

 

 

1週間経った

光遮断フロッグです↓

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この根っこ写真通さないと

わりと気持ち悪い。笑

 

茶ゴケ根っこがだいぶ落ちてます。

ばしゃばしゃーっと振ると

付いているものもほぼ全部落ちます。

若干落ちないものもあるんですが

元気のある株の方が落ちてますね。

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葉っぱを見ると全体的に

だいぶ枯れてきています。

光だけでなく気温も低いし

栄養もないですしね。

若干の飼育水は混ざっていますが

1日目の水道水のまま

全く変えていません。

もうちょっと様子を見る予定でしたが

もう十分落ちてるし枯れ気味なので

水槽に戻すことにしました。

 

枯れた葉っぱや付いてるコケを

手動で取って戻したら

10分の1くらいになってしまいましたが

きっとまた増えてくれるでしょう。

 

 

そして検証し直し2日目のオキシドール班です↓

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1日目:0.1cc

2日目:0.1cc

フロッグは茶ゴケ

ニードルリーフは緑コケ

これで検証しています。

さすがに1cc添加した時と違って

ほぼ変化がありません。

10%の威力は凄すぎた…。

 

この日グロッソさんの

緑ゴケ株を切り取ったので

これも突っ込んでみました。

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なかなか毛深いですね(?)

せっかくなので

これも一緒に検証してみましょう。

 

 

光を遮断し

1週間何もせず

放置しておいたフロッグと

先日の3日間1cc

オキシを添加したフロッグ

を比べてみると

 

暗闇フロッグ

・葉っぱは7割くらい枯れてる

・残った根っこは元気

 

オキシ1cc

・葉っぱは元気

・根っこは弱っている

 

こんな感じです。

今後の株の増え方も検証しないと

どちらが良いのか

ちょっと判断が出来ないですが

暗闇フロッグの

根っこの強さはびっくりしました。

たくましいなー。

 

 

余談なんですが

1ccオキシフロッグ班は

オキシをちょっと緩和する為に

飼育水にしばらく付けて

数日に1回換水しているんですが

数日前の飼育水に付けていた時は

何も起こらなかったのに

昨日の飼育水で換水したら

(ほぼ全替え)

今朝根っこに茶ゴケが付いていました。

 

水流も何もないただのボックスで

やっているんですが

ここで富栄養化していました。

おもしろいっ!

 

本水槽の中は現在

どんどん富栄養化気味に

なっている途中だと

私は思っているのですが

まだ茶ゴケは出てきていません。

同じ水を使っているのに

環境の違いで茶ゴケが出ています。

あーアクアリウムって

本当におもしろいなー。

 

 

 

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水槽内で起こっている現象まとめ 窒素循環・濾過サイクル・立ち上げ

 

水槽内で具体的に何が起こっているのか

改めて調べてみました。 

 

アンモニア亜硝酸⇒硝酸

 

基本的にこの流れが分かっていれば

ここまでややこしい話は

必要ないと思います。

ほぼ自分メモのような状態ですし

ぼちぼち細かい話になるので

面倒くさい方はスルーしてください。

なんなら最後のまとめへどぞー。

 

ここの記事は

学術書

・研究結果

Wikipedia

などを参考にして書いています。

 

 

 

窒素循環1 アンモニアの前に起こっている事 ➀:タンパク質~アミノ酸

タンパク質:Wikipedia

アミノ酸が数10~数100万集まったもの

・窒素を含む有機

☆水槽内におけるタンパク質

・生体の死骸

・餌の食べ残し

バクテリアの死骸

・枯れた水草 etc…

 

〇枯草菌によりタンパク質がアミノ酸に分解 

枯草菌=バチルス菌Wikipedia

・土壌、植物に存在

・好気性

・最適生育温度は25~35℃

・タンパク質分解酵素を生産

 ⇒ タンパク質をアミノ酸に分解

 

☆水槽内における枯草菌

・底床

 

※これを考えると栄養系・吸着系問わず

 ソイルの立ち上げの方が早い理由が分かりますね。

 低温すぎると活性が低く立ち上げが遅れるかも。

 

 

窒素循環1 アンモニアの前に起こっている事②:アミノ酸アンモニア

アミノ酸Wikipedia

グルタミン酸Wikipedia

アミノ酸の一種

グルタミン酸多く繋がると粘性物質

 ポリグルタミン酸になる

※これが水のとろみの原因だったりして?

(これは単なる個人的想像です)

 

アミノ酸グルタミン酸

 ➀アミノ基転移:Wikipedia

 アミノ基転移酵素の働きにより

 アミノ基転移を繰り返すと

 最終的にほとんどが

 ⇒ グルタミン酸になる

 

 ②酸化的脱アミノ

 脱水素酵素Wikipedia

 ・水素を奪って酸化する酵素

 ☆水槽内(窒素循環)における脱水素酵素

 ・グルタミン酸ヒドロゲナーゼ

 ・グルタミン酸シンターゼ

 

 この酵素によりアミノ酸が酸化

 (酸化的脱アミノ反応)

 水素とアミノ基がくっついて

 ⇒ アンモニアとα-ケトグルタル酸が生成

 

 ※α-ケトグルタル酸は窒素を含まない

  有機化合物なんですが

  水槽内におけるα-ケトグルタル酸の役割は

  あるのかどうかも分かりません。

 

 

 

窒素循環2:アンモニア亜硝酸~硝酸

亜硝酸菌:Wikipedia

アンモニア酸化細菌

アンモニア酸化古細菌

亜硝酸菌(ニトロソモナス)によりアンモニアを酸化

⇒ 亜硝酸

 

硝酸菌:Wikipedia

硝酸菌(ニトロばくったー)により亜硝酸を酸化

⇒ 硝酸へ

 

 

窒素循環3:脱窒 硝酸~分子状窒素へ

通性嫌気性菌:Wikipedia

脱窒Wikipedia

通性嫌気性菌が嫌気環境で

硝酸呼吸によりを硝酸塩を使用し

・一酸化窒素

・亜酸化窒素

・窒素

などとして放出。

 

〇通性嫌気性菌の特徴

・酸素が存在する好気的環境の場合

 ⇒ 好気的呼吸

・酸素がない嫌気的環境の場合

 ⇒ 発酵によりエネルギーを得る

   好気呼吸時より効率は落ちる

・嫌気的環境で硝化イオンがある場合

 ⇒ 硝酸塩呼吸

   発酵エネルギーより効率は上がる

 

 

まとめ

人間の体も含め地球の生態に

起こっている窒素循環を

水槽環境に照らし合わせてみます。

 

水槽・底床・水草パイロットフィッシュ

などなどを用意ししばし待つ

⇒ タンパク質などの

  有機窒素化合物(有機物)が存在するようになる

 

更に待つ

⇒ 最も還元された形態のアンモニウムイオン

  最も酸化された形態の硝酸イオン

  これらの無機窒素化合物が存在するようになる

 

立ち上げ完了

⇒ 無機窒素から再び有機物~

  有機窒素化合物~無機窒素化合物へ

 

これらの窒素化合物の循環を窒素循環と言うようです。

 

 

こうやってずーっと追ってくると

還元・循環という言葉が

すんなり入ってくる気がします。

水槽内は生体の体内そのものですね。

人間の場合アンモニアは外に排出されますが

体内で起こっている事は

ほぼ同じなんだと思います。

アンモニア~硝酸の流れで

ずっと酸化を繰り返しているのを見ると

酸素の重要性も改めて感じました。

 

分かりづらかったり

まとめ方が下手だったらすみません。

調べていくうちに

付随して色々な問題解決に繋がるのでは?

という気もしています。

頭で理解するのと

実際に水槽環境が上手くいくのとは

また違う気がしますが

これからのアクアリウム生活に

きちんと繋がれば良いですねぇ。

 

 

 

初心者アクアリストが考える 水槽に関する悩み・対策・解決方法に対する正直な感想

アクアリウムを始めて1年満たない

超初心者の私ですが

最初から問題ばかり抱えていた

劣等生だからこそ

たった数ヶ月ですが

沢山考える事が多かったと思います。

アクアリウムを始める方が

こんなにもコンスタントにいらっしゃる

という事が最近分かったので

この数ヶ月間で感じてきた

アクアリウム界の色々を書いておこうと思います。

 

しょっぱなから

こういう事を書いちゃっていいのか

分からないんですが

正直曖昧な情報も多いです。

曖昧というか

どこからか聞きかじった情報が多い

気がします。

・実体験に基づいた意見なのか

・きちんとしたデータの基での意見なのか

・皆がそう言ってるからそう言ってるのか

分からないものが多いです。

 

これを受けてもあるんですが

その時代の流行り廃れが激しいなと感じています。

「最近はこういう意見が多い」

というのに流され易い傾向があるのは

曖昧な部分が多いからなのかなと思っています。

 

10年ほど前は

オトシンクルスに昆布をあげるなんて」

という意見もあったようですが

今じゃメジャーな餌になっていますよね。

 

その物事を経験した人数が増えて

情報の常識が時代と共に変化していく事は

悪い事ではないと思います。

むしろ普通だと思うんですが

添加剤や調整剤などの

「有っても無くても成り立つもの」

に関する情報に対しては

私は懐疑的なものが多いです。

 

もっと大切な水質や環境に関する情報も

何が正しくて

何が間違っているのか

何を信じていいのか

分からないものも多いです。

 

きちんした本やデータが

私の知らない所にきちんと

存在するのだとは思うのですが

ネットでの情報は

これが正解!というものは

あってないようなものだと思った方が

いいのではないかと思っています。

 

あると思うんですよ?

そこにも正解が。

私もこれまで沢山

色んな情報に助けて貰いましたし

あるとは思うのですが

心構えとして

それくらいの方がいいのでは

と思っています。

 

その上で

情報の取捨選択をし

自分の経験と結び付けて

自分の正解を見つけていくしかない

のかなと思っています。

 

 

私は懐疑的なものほど

使用してみる天邪鬼です。

「やってみないと分からないし」

の精神なのでよく問題が起きます。

生体たちには本当に申し訳ないんですが

でも本当にやってみないと

分からないんですよね。

なのでアクアリストの方の実体験とか

実験してみましたみたいなのは

凄く好きです。

水槽環境はアクアリストの数だけ

あると思いますし

自分に合って他の方に合わないものも

絶対にあると思います。

同じ実験をして同じ結果が出るかは

分からないですが

そこに生身の情報があるのは貴重だと思います。

 

製品や物事の概要だけじゃ

私は絶対に判断できないので

これからも出来るだけ沢山の情報を調べ倒して

それプラス実体験に基づいて

発信していきたいと思います。

このブログはあくまでも

「佐藤家の正解」なので

どこかの1節でも1記事でも

どなたかの引っ掛かりになったら

いいなと思っています。

あぁ…やっぱりこれは違ったかも?

という事もあるかもしれませんが

その場合は正直に言うと思いますので

それも判断材料の一つにして戴けたらと

思っています。

 

 

何はともあれ精神的に健康な

アクアリウムライフの為にも

自分できちんと考えてみる

というのは大切な事だと思います。

 

 

 

溶けたグロッソステイグマで緑の絨毯 34日目:5、6日に1本ランナー増えてます?

34日目↓

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相変わらず隙間があるのが気になりますが

コケをやっぱりなんとかしたいですね。

美しくない…。

これは茶ゴケじゃなくて

年季の入った緑コケなので

オトシンが食べません。

ハムハムしても

多分取れないと思うんですよね。

他の株にまで悪さをするのか

分かりませんが

そうなったら困るので

いずれ切っちゃうと思います。

そのまま放っておいても

自然と枯れていくんですけどね。

 

 

30日目↓

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34日目↓

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30日目の写真の前日から

ランナーが伸び始めているので

だいたい5~6日に1株ずつ

伸びているようです。

これが早いのか遅いのか

普通なのか分かりませんが

単純に最初に植えた株の絶対数が

多ければ多いほど

1ヶ月越えてからの増え方は

全然違いますよねぇ。

 

 

最初に植えたのが約20株ほどで

しかも1株ずつの量も少ない

溶けかけのグロッソでした。

そのうちの弱いものは枯れていったので

これくらいですが

水槽内全体とかに植える量があれば

いまはもっさもさの

緑の絨毯かもしれないですね。

このまま絨毯は無理かなーと

思った事もあったんですが

溶けかけグロッソさんたちが

頑張ってくれました。 

これからも楽しみですねー。

 

 

 

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