アマゾンフロッグピット 茶ゴケを撃退してみよう その5:検証結果まとめ
アマゾンフロッグピットの茶ゴケを撃退しよう思い立って12日経ちました。
12日目にすべてのフロッグを本水槽に戻しましたので、検証結果を書き書きしたいと思います。
途中でオキシドールの添加量を変えたので2つになっていますが、この4つで検証が始まりました。
➀別容器で何もしないフロッグ
②-1 別容器でオキシドール添加:1ccを3日間
②-2 別容器でオキシドール添加:徐々に増やす
③別容器で暗闇放置
④水槽にそのまま放置
検証に1Lちょっとのボックスとガラス瓶を使用しています。
➀何もしないフロッグ:7日間放置
・水槽内での根っこの落ち方と変わらない
・完全には取れない
・放置期間や水温などの環境にもよるとは思いますが、葉っぱはこれが一番元気かも
・水槽に戻してからも問題なく少しずつ増えていきます
②-1 オキシドール:3日間1ccずつ添加
※ほぼ除去出来ていたのと添加量を間違っていたので3日間で終了しました
・2日目には茶ゴケはほぼ取れていました
この感じだと2日間入れて、3日目は放置でもいいかもしれません
・根っこごと落ちているのもありましたが、茶ゴケだけが除去されている感じです
これはオキシ添加じゃないと出来ない事だと思います
・葉っぱが黄色くなりちょっと枯れかかっているものもあり
・根っこにはダメージが強く、細く弱々しくなっていました
・水槽に戻してからは問題なく少しずつ増えていますが、オキシの影響で油膜が出ました
②-2 オキシドール:7日間徐々に添加
※これは3日目の写真です
1・2日目:0.1cc添加
3・4日目:0.2cc添加
5・6日目:0.4cc添加
7日目:0.8cc添加
・1cc添加と比べると即効性はなく徐々に無くなっていく感じ
結局このオキシの増やし方だと1週間では根元の部分の茶ゴケは無くなりませんでした
・葉っぱに対するダメージは少なかったです
・根っこのダメージも1ccオキシに比べると少なかったです
・水槽に戻しても元気です
・念入りにすすいだのもあると思いますが油膜の発生等オキシの影響はありませんでした
③暗闇に放置:7日間
・茶ゴケがほぼなくなったというよりは、茶ゴケがついていた根っこがほぼなくなりました
・すすいであげると付いている茶ゴケも落ちます
・葉っぱはかなり枯れてしまったので、株数もかなり減りました
・生きている根っこはオキシよりも元気
・しかし水槽に戻してから数日でかなり枯れました
④水槽内で放置
・茶ゴケ根っこは落ちるけど、エンドレス茶ゴケ
・しかしこれが一番元気
これですべて水槽にフロッグが戻りました。
おわった時には暗闇作戦が一番良いのでは?と思っていたんですが、後に物凄い勢いで
枯れてしまったのでびっくりしました。
急激な環境の変化によるものか、7日間の影響が出始めたのかは分かりません。
光合成出来ないっていうのはやはり死活問題ですね。
この検証は水流も生体も無い、栄養もほぼ無いただのボックスで行いました。
なので水槽内で検証すると全く違う結果になると思います。
(生体がいる中ではちょっと怖くてできませんでした。)
それとフロッグと暗闇検証は相性が悪かったかもしれません。
これが有茎草になるともう少し枯れずにいてくれるのかもしれません。
でもフロッグだからこそ水槽内での復活が早いかも…。
有茎草だと徐々に枯れて徐々に復活していって時間が掛かりそう。
うむむ…。
今回の検証結果を考えると
多めのオキシで短期決戦
に1票かもしれません。
しかし本水槽とは別で添加の場合のみ。
それと今回は10倍のオキシを添加してしまいましたが、ここはもう少し添加量を考えなければいけないと思います。
水槽に戻した時のオキシの影響はありましたが、これはもう少し慎重に戻せば良かったなと思っています。
オキシ液全部流して1,2日間飼育水か水道水にさらしておくとかね。
じゃぶじゃぶとオキシまみれで戻し過ぎました。
次があるとするなら、もう少し上手く使って除去出来そうな気がします。
しかしフロッグでなく有茎草や他の茶ゴケなら
換水しながら無くなる時を待つと思います。
換水で水道水に含まれるケイ素(シリコン)が珪藻のご飯になりますので過剰な換え過ぎには気を付けましょう。
また元気に育ってね。
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